草野華余子さんと言えば、アニメ鬼滅の刃の主題歌で大ヒットした紅蓮華の作曲家ですよね。
現在は人気作曲家として紅蓮華を歌ったLiSAさんを初め数々のアーティストへ楽曲提供をし、自身もシンガーソングライターとして活動しています。
出身大学である関西大学2年生の時に、作曲家としての転機が訪れたとのことなので気になりますね!
また
LiSAさんとどのように出会い、どのような関係なのか!?
大ヒットした紅蓮華の印税
なんかも気になるところです。
この記事では草野華余子さんの出身大学である関西大学時代についてや、LiSAさんとの出会いや関係、気になる紅蓮華の印税について調査しました!
草野華余子は関西大学出身!
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草野華余子さんは関西大学出身で、そのきっかけとなったのは同じく関西大学出身の先輩であるBirdさんや矢井田瞳さんといった有名アーティストの存在でした。
草野華余子さんはクラッシックに精通する家庭で育ったため、音楽はいつでもすぐ側にあったそう。
そのような環境から、有名アーティストに影響を受けて進学先を決めることは自然な流れだったのでしょう。
関西大学の軽音楽部は活動が盛んで、草野華余子さんはその中でもストイックに活動することで有名な軽音楽部I部に所属します。
なんと大学在学中の4年間で100曲以上も作り上げてしまう程のめりこんでいたのだそう!
この軽音楽部I部での経験が草野華余子さんのアーティストとしての基盤となっているそうです。
そして個性的な軽音楽部I部の仲間たちと共に様々な音楽に触れ合う中、ついに大学2年の時に転機が訪れます。
草野華余子の転機とは?
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草野華余子さんの作曲家としての初めの転機は、大学2年の時に信頼する先輩に今まで書き溜めた曲を聴かせたことから始まります。
『君には才能がある。絶対にオーディションを受けるべきだ』
この一言がきっかけで草野さんは自分の才能を自覚しさらに音楽の世界へ没頭します。
草野華余子さんの作曲歴はなんと5歳の頃から!
妹とのMステごっこがきっかけで、出演者の12体のぬいぐるみの歌う曲を作ったことから始まります。
中・高校生時代はアニメオタクとして仲間外れにあい遊ぶ相手がいなかったため家でずっと曲を作っていたそう。
そのため独学ながらも大学進学時は10年以上の作曲歴があったことになります。
転機となった先輩に聞かせた曲も相当なクオリティだったことが伺えます。
5歳だった草野華余子さんの初めての作曲はカセットテープを2台使い、1台にはメロディーを、もう1台には伴奏を録音した本格的なもの。
5歳の頃から誰に教えられたわけでもなく本格的な曲作りを始めているとは、怖いくらいの才能ですよね。
草野さんにとっては曲作りは日常であり、その特異な才能について自覚することはなかったのでしょう。
そしてその才能に気が付いて転機となる一言を与えた先輩というのが今西勇仁さんと景山将太さん。
今西勇仁さんは国産ハンドメイドエフェクターブランドである『Limetone Audio』を立ち上げ、自身もギタリストとして活躍しています。
景山将太さんはポケモンシリーズへの楽曲提供を行っています。
尊敬する先輩からの一言が草野華余子さんが自身の才能を自覚し本格的に音楽の道を確かに志すきっかけとなったわけです。
LiSAとの出会いは?
LiSAさんとの運命的な出会いは、草野華余子さんがこれが最後と決めて挑んだ楽曲をLiSAさんが採用したことことから始まります。
草野さんが音楽の道を諦めかけた時にLiSAさんに出会い、作曲家としての道を歩み始めたわけです。
『卒業後は音楽の世界で生きていこう』
こう心に決めた草野華余子さんは就職活動はせず、関西大学卒業後はシンガーソングライターの道を歩み始めます。
しかしその道のりは険しく、アルバイトをしてもギリギリの生活。
そして27歳の時に喉のポリープによって一時的に声が出なくなってしまい、音楽の道を諦めかけます。
『もう引き際かな、音楽をやめよう』
そんな時に引き留めてくれた音楽仲間の情報によってアニソン歌手のLiSAが楽曲を募集していることを知った草野さん。
『これが最後のチャンス』
そんな思いで全身全霊をかけて書いた楽曲『DOCTOR』が見事LiSAさんに採用されたという訳なんです。
実は楽曲提供前から草野華余子さんはLiSAさんの大ファン。
そのためLiSAさんにピッタリの曲を作ることができ、その熱意をLiSAさんも楽曲から感じて採用を決めたのかもしれませんね。
草野さんがガチのアニメオタクで好きなものはとことん調べつくす性格だったことも手伝い、当時のLiSAさんのプロデューサーにも『アニメ好きの良い曲が書ける子』として紹介してもらえたそうです。
この出会いがなければ後に大ヒットを生む紅蓮華は生まれなかったと思うと、とても運命的な出会いですね。
LiSAとの現在の関係は?
元はLiSAさんの大ファンだった草野華余子さんですが、現在のLiSAさんの関係は互いに与え与えられる信頼できるパートナーであることが分かりました。
LiSAさんへの信頼が伝わってきますね。
LiSAさんへの楽曲提供から作曲家のキャリアを築いた草野さんですが、当時は大阪に住んでいたため東京の電車事情が分からず初めてのプロとしての仕事の場で遅刻し落ち込んでしまいます。
そんな時に草野さんを優しく励ましたのがLiSAさんなのだそう。
『この人のために死ぬまでいい曲を書き続けよう』
草野さんはその時にそう心に決めたそうです。
そしてその関係は今でも続き、現在は沢山のアーティストに楽曲を提供している売れっ子作曲家の草野さんですが、その中でもLiSAさんへの楽曲提供の多さはダントツ。
また、LiSAさんにとっても自身の歌声を深く理解し良さを引き出してくれる草野華余子さんの楽曲は心強い存在であり、草野さんは頼れるパートナー。
互いに与え与えられる存在という訳ですね。
これからも互いに与え与えられながら、素敵な曲を沢山届けて欲しいです。
紅蓮華の印税は?

草野華余子さんが作曲した紅蓮華は日本中でブームを巻き起こしたので、印税も凄そうですよね。
調査すると、
1000万円は軽く超えている
という事が分かりました。
作曲家の元に入る印税は大きく分けて3つあります。
- CD販売による印税
- 音楽配信ダウンロードによる印税
- カラオケによる印税
順番に見ていきましょう。
CD販売による印税は?
紅蓮華のCD販売により草野華余子さんに入る印税は約438万円であることが判明しました。
詳しく説明していきます。
まずCD販売の著作権使用料はCD売上金額の6%に設定されており、印税はその中からJASRACに6%、残りの94%を音楽会社(50%)、作詞家(25%)、作曲家(25%)という風に分配されます。
紅蓮華のCDは3曲で編成されており、草野さんが作曲を担当したのはそのうちの1曲。
紅蓮華のCD(単価1200円)は2021年2月16日時点で累計785,382枚売れています。
そのため紅蓮華の作曲家、草野華余子さんに発生する印税はの計算式は、
1200(CD単価)×785382(販売枚数)0.06(著作権使用料)×0.94×0.25×0.33
=4,385,258円!!
したがって約438万円という事になります。
しかし草野さんに入る印税はこれだけではありません。
音楽配信ダウンロードによる印税
紅蓮華の音楽配信ダウンロードによる草野華余子さんに入る印税は約640万円であることが判明しました。
現代ではCDで購入するよりもワンクリックで購入できる音楽配信ダウンロードの方が主流ですよね。
そのため紅蓮華もCD販売数よりも音楽配信ダウンロード数の方が圧倒的に多いです。
しかし1曲あたりの販売価格も低いため、音楽配信の方が印税が良いということではないようですね。
詳しく説明していきます。
まず音楽配信の場合の印税もCD販売と同じように著作権料(7.7%)の中からJASRACへ6%、残りの94%が音楽会社(50%)、作詞者(25%)、作曲者(25%)と分配されます。
紅蓮華は音楽配信ダウンロードではミリオンを達成しており、ダウンロード回数は1415273回!
計算式に当てはめていくと、
250(DL単価)×1415273(DL回数)×0.077(著作権使用料)×0.94×0.25
=6,402,341円
したがって約640万円という事になります。
この時点で印税は累計1000万円を超えていますがまだこれだけではありません。
カラオケによる印税
紅蓮華がカラオケで歌われることにより草野華余子さんに入る印税は少なくとも281万円だという事が分かりました!
カラオケによる印税の仕組みはとてもシンプル。
1曲歌われるごとに作曲家に3円程印税が入る仕組みです。
紅蓮華は2020年カラオケランキング総合1位!(JOYSOUND調べ)
10代から50代まで各年代別にしてもそれぞれで1位を獲得しており、2020年カラオケにおいても圧倒的な人気だったことが伺えます。
合計何回歌われたかは分かりませんでしたので、全国のカラオケ店の各店舗で1日1曲歌われた場合として計算しました。
2571(カラオケ店大手15社店舗数合計)×365(1年)×3(1曲あたりの印税)
=2,815,245円
約281万円だという事になります。
計算したカラオケ店舗数は上位15社のみですしスナック等にもカラオケはありますので、実際は281万円より多いと考えられます。
しかも2020年年間1位の人気ですから各店舗で1日1回しか歌われないなんてこともないですよね。
上記はあくまで最小でもという参考数値になります。
草野華余子に入る紅蓮華の印税合計は?
上記のことから紅蓮華によって草野華余子さんに入る印税は、合計すると約1359万円だという事が分かりました。
実際は映画タイアップやアニメ・ラジオでの曲の使用からの発生も考えられるので、あくまで最小での予想となります。
鬼滅ブームはまだまだ続きそうなことからもこれからも益々増え続けることが予想されます!
まとめ
この記事では2020年を代表する曲『紅蓮華』の作曲家、草野華余子さんについて出身大学である関西大学時代についてや、LiSAさんとの出会いや関係、気になる紅蓮華の印税について調査しました。
草野華余子さんは一流アーティストのBirdさんや矢井田瞳さんに影響を受け関西大学に進学。
関西大学の中でもストイックな活動で知られる軽音楽部I部に所属したことによってアーティストとしての基盤を築きます。
関西大学の尊敬できる先輩からの『君には才能がある。絶対にオーディションを受けるべきだ』という言葉が転機となり音楽の世界で生きていくことを決意。
後のLiSAさんとの運命的な出会いにつながっていきます。
LiSAさんとの出会いは草野華余子さんがちょうど音楽の道を諦めかけていた時。
LiSAさんが楽曲を募集していることを聞いた草野さんは最後のチャンスと挑んだ楽曲『DOCTOR』が見事LiSAさんに採用されたことから始まります。
現在草野華余子さんとLiSAさんの関係は、互いに与え与えられる信頼できるパートナーという関係です。
そうした二人の関係から生まれた『紅蓮華』は2020年を代表する曲へと大ヒット!
紅蓮華の作曲で草野華余子さんに入る印税は少なくとも1359万円以上であることが分かりました。
紅蓮華が沢山の人の縁から生まれた作品だったと知るとさらに感情移入してしまいそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。