日本を代表する投手、田中将大選手ことマー君の楽天復帰が発表されましたね!
2014年にメジャーリーグへ挑戦してから、ずっとヤンキースの投手として結果を残してきたマー君。
今回の楽天復帰では年俸9億円という大型契約での復帰が決定しました。
メジャーリーグへ移籍時も大型契約を結んでいたので、
生涯年俸や年俸推移
が気になります。
またメジャーでも好成績を収め続けていただけに、
楽天に復帰した理由
は何だったのでしょうか?
この記事では日本を代表する投手、マー君の生涯年俸や年俸推移、古巣楽天へ復帰した理由を調査しました!
マー君の生涯年俸は?
早速マー君の生涯年俸を調査したところ2021年までで182億7000万円だということが分かりました。
この数字は1位のダルビッシュ選手の193億円(2023年まで)、2位のイチロー選手188億3030万円に続いて日本人選手第3位の金額です。
さらに2位のイチロー選手は引退しているので、将来的にはマー君の生涯年俸はイチロー選手を抜くのではないでしょうか。
また1位のダルビッシュ選手の金額は2023年までの金額ですので、マー君の2022年、2023年の年俸次第では1位になる可能性も十分あると言えます。
マー君2021年までの年俸推移をグラフ化!
マー君の2021年まで(楽天復帰の年俸9億円を含む)の年俸推移を分かりやすくグラフ化してみました。
年 | 年俸 | 所属チーム |
2007年 | 1500万 | 楽天ゴールデンイーグルス |
2008年 | 6000万 | 楽天ゴールデンイーグルス |
2009 年 | 9500万 | 楽天ゴールデンイーグルス |
2010年 | 1億8000万 | 楽天ゴールデンイーグルス |
2011年 | 2億円 | 楽天ゴールデンイーグルス |
2012年 | 3億2000万 | 楽天ゴールデンイーグルス |
2013年 | 4億 | 楽天ゴールデンイーグルス |
2014年 | 23億 | ニューヨークヤンキース |
2015年 | 23億 | ニューヨークヤンキース |
2016年 | 23億 | ニューヨークヤンキース |
2017年 | 23億 | ニューヨークヤンキース |
2018年 | 23億 | ニューヨークヤンキース |
2019年 | 23億 | ニューヨークヤンキース |
2020年 | 23億 | ニューヨークヤンキース |
2021年 | 9億 | 楽天ゴールデンイーグルス |
ほぼずっと右肩上がりなことが分かりますね。
高校を卒業して楽天へ入団してから毎年上昇していた年俸は、メジャーへ挑戦したことで跳ね上がります。
NYヤンキース時代の年俸が横ばいな理由は、7年で161億円の契約だったため契約金を7当分した金額が年俸となっているためです。
ずっと右肩上がりだった年俸が日本リーグに復帰したことで2021年は下がる形となります。
しかし楽天が提示した9億という年俸は国内リーグ最高年額。
メジャー移籍前の楽天最終シーズン(2013年)では24勝0敗1セーブという最高の成績を残したマー君への期待の高さが伺えます。
楽天移籍の理由は?
今回のマー君のメジャーリーグから楽天移籍の理由とは何だったのでしょうか?
マー君は2020年を除き、全て2ケタ勝利とメジャーでも安定した成績を残していました。
それでも移籍した理由は2つあります。
- コロナの影響でメジャーが混迷を極めたこと
- 楽天イーグルスへの強い思い
それぞれ詳しく解説していきます。
理由①コロナの影響でメジャーが混迷
新型コロナウィルスはメジャーリーグにも莫大な影響を及ぼしました。
開幕時期の遅れにより試合数が半分以下の削減、無観客試合になったことによりチケット収入が0になったこと等、その損失は30億ドル(約3240億円)にも及ぶと言われています。
そのため、2020年11月のNYポスト紙の記事では『ヤンキースには是が非でも契約したい2人のFA』の内の1人として挙げられたマー君も球団の厳しい現状の煽りを受けた形となりました。
MLBのネッツとヤンキースについて報じるSNYnetworkの記者アンディーさんによれば、マー君はメジャーリーグの少なくとも1球団からクローザーとしてのオファーを受けていたようです。
マー君は楽天イーグルスからヤンキースに至るまでずっと先発投手として投げてきました。
そのためクローザーという先発投手以外の役割では合意できなかったのではないでしょうか。
理由②楽天イーグルスへの強い思い
楽天への移籍理由として以下のように話していました。
キャリアの晩年でなく、いいタイミングで日本でバリバリと投げたいというのはありました
daily.co.jp 会見全文掲載・上より引用
コロナ禍で世界中が厳しいなか、7年間むこうでプレーしたことをものすごく評価していただき、大きなオファーもありました。ですが、その中でも、自分はイーグルスでプレーして、また、日本の方々の前で投げるということ。そこを上回ることは最後までなかったのでこういう決断に至りました
daily.co.jp 会見全文掲載・上より引用
今シーズンは震災から10年、初めてフリーエージェント(FA)になり、チームを選べる立場になって、10年という数字は何か自分にとって意味のあるタイミングなんじゃないかと思ったので、今回このような決断に至りました
daily.co.jp 会見全文掲載・上より引用
まとめると楽天へ移籍した理由は3つと言えそうです。
- キャリアのいいタイミングで日本で投げたい思いがあった
- イーグルスで日本の観客を前に投げることを上回るオファーはなかった
- ちょうど震災から10年という節目であること
マー君はメジャー移籍前の楽天イーグルスでは、シーズンを跨いでのプロ野球最多連勝記録を更新するなど選手として濃密な時間を過ごしてきました。
そのため楽天イーグルスと言うチーム、さらに本拠地である東北地方に強い思い入れがあるのだと考えられます。
今後の展望
今回の楽天移籍への強い思いを語ったマー君ですが、メジャーに対する思いもひとしお。
楽天復帰会見では、今後のメジャー再挑戦についても言及しました。
まだアメリカでやり残したことがあるとは思っている
daily.co.jp 会見全文掲載・上より引用
決して腰掛けでなく、本気で日本一になりたい、心から思っての決断なので、生半可な気持ちではどの世界でも成功しない。まずは全力で戦いたい
daily.co.jp 会見全文掲載・上より引用
両リーグのチームメイトやファンから愛されるマー君ですので、メジャー再挑戦に喜ぶメジャーファンも沢山いそうです。
頑張って欲しいですね!
まとめ
この記事では、古巣への復帰が決まったマー君の生涯年俸や2021年までの年俸推移、楽天移籍の理由につてい調査しましたがいかがでしたか?
マー君の生涯年俸を調査したところ182億7000万円だということが分かりました。
この金額はダルビッシュ選手、イチロー選手に続いて日本人第3位の金額です。
イチロー選手は既に引退しておりダルビッシュ選手は2023年分まで含む計算のため、2022年・2023年の年俸によっては、マー君が一位になる可能性も十分あると言えます。
また年俸の推移をグラフ化してみると、高校を卒業後に楽天に入団してから現在までほぼずっと右肩上がりだということも分かりました。
2014年にはメジャー移籍で年俸が一気に跳ね上がり、今回の楽天復帰で下がる形にはなりますが、今回の移籍で楽天から提示された年俸9億円という金額は日本リーグでトップの年俸であり、マー君へ対する期待の高さが伺えます。
マー君の移籍理由に関しては3つあることが楽天復帰会見から分かりました。
その理由とは①キャリアの良いタイミングで日本で投げたい思いがあったこと②イーグルスで投げることを上回るオファーはなかったこと③震災から10年という節目であること。の3つです。
しかしまたメジャーに挑戦したい思いもあるため、今後の展望としては楽天イーグルスで日本一を取るため全力で戦い、いつかメジャー再挑戦もしたいということでした。
マー君が復帰で2021年のプロ野球は大いに盛り上がりそうです。
頑張ってほしいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。